TOP > 小倉のちょんの間と立ちんぼ
				北九州はかつて八幡製鉄所を中心に繁栄した工業都市であり、貨物取引量西日本一を誇る商業都市でもあります。
昔は工業労働者がわんさといて、京町、船頭町の遊郭街も大いに賑わっていたそうです。
現在は、その通りにソープランドが立ち並び、通りの奥には、かつての名残りのようにちょんの間街がひっそりと営業をつづけています。
夜更けとなれば、やり手ババアが出没し、今も客を引いているんです。
				

				私は主に出会い系を専門(昔は伝言ダイヤルとかテレクラでした)にオマンコ道に邁進しているので、本来、ちょんの間は利用しません。
しかし、その日は仕事仲間から付き合いで買った馬券が当たって15万ばかりの現金が財布におさまっていました。
それでつい、
「社長、遊んでかない。若い娘いるよ」
やり手の呼び込みについ反応してしまったんですね。
				

				「若いって、どうせ外人だろ?」
「日本人だよ。まだ24だよ。あたしの若い頃にそっくりのべっぴんだよ」
って、ババアよ。そういうホラーなジョークはかえって客のチンコに冷水を浴びせているのと一緒だと俺は思うぞ。
「顔見世できるの?」
「できるよ。ちょっとこっち来てごらん」
ババアはそういって路地裏に建ったチープな安スナックのドアを開けました。中のカウンターには、確かに20代から30代前半と思われる女子が坐っています。年齢は微妙ですが化け物一人と片方はまあ見れる顔でした。
「ほら。美人だろ。30分1万5千でどう?」
「1万にならない?」
「40分、1万2千。これ以上は無理だね」
「ほんとにさっきの娘が来るんだろうな。ホテルで待ってたら、あんたが来るんじゃないだろうな」
こんな風にあさましく確認を求めてしまったのは、すでに私のチンコがすっかりその気になっていたからです。
私はババアに負けました。
				

				別棟の個室の話を聞くとボロボロというので綺麗なところが良いと近くのラブホをババアに指定しました。
和風の部屋を選び、そこで10分ほど待っていると、
「こんばんはー」
とさきほどの女子が入ってきて、
「今日はなに? 仕事の帰り?」
などとどーでもいいことを訊きながら、さっさと服を脱いでいきます。
つられてこっちも、
「いや、友達と飲んだ帰り」
などとどーでもいいことを答えながらあわただしく服を脱いでいました。
「じゃあ、始めますね」
女は律儀に時計を確認し、いきなり生フェラを開始しました。どうもここから40分が私に与えられた制限時間のようです。
で、勃ったら即ゴム装着。
まずは正常位。
続いて騎乗位。おお。素晴らしいマンコだ。そう思った次の瞬間でした。
あ。
なんということでしょう。私はあのババアに体内時計を狂わされていたのかもしれません。ちょっと気を許したすきに、いってしまっていました。
時計をみると女が来てからまだ10分も経っていません。
「もう1ラウンドしますか?」
「……ムリだよ。今年45だもん」
「じゃあどうします?」
「……」
結局私は女とお茶を飲みながらどーでもいいことを30分ばかり話して帰りました。
むなしいです!(涙)。